登録販売者の給料・年収の平均はどれくらい?
登録販売者を目指している方や目指そうとしている方
今、現役で登録販売者の方は気になる懐事情…
わたしも登録販売者なので、少しは気になるところですが、
ぶっちゃけどうなのよ?って部分をお話ししていきます
登録販売者の年収は?全国平均でどれくらい?
全国平均で年収約350万円?
だいたい全国平均の年収よりやや高いイメージです
命の危険なども少なく 夜勤なども少ない
ドラッグストアの場合はお店営業時間が年々長くなっている傾向のため
企業によっては勤務時間の長時間化があるが、
ライフワークバランスを考えると
妥当?とも思える金額 平均年収は330万円〜420万円
と少し開きがあるが、年齢別によっての開きもあるため
この金額が求人の金額範囲にも一致します
お仕事内容は
登録販売者と言っても、販売業なので、
レジや接客 商品の補充 など 一般の職種と変わらない作業内容
なので、特段頭を使うことといえば、お薬の成分を覚えたり
接客の中での使えるお薬の成分の取捨が必要となってきます
都道府県別でみた登録販売者の平均年収は?高い?低い?
都道府県 | 月収(千円) | 世帯年収(千円) |
東京 | 373.6 | 6,297 |
神奈川 | 335.2 | 6,154 |
大阪 | 320.4 | 5,031 |
愛知 | 314.1 | 6,134 |
京都 | 310.8 | 5,327 |
千葉 | 302.0 | 5,951 |
埼玉 | 301.5 | 5,871 |
滋賀 | 301.5 | 6,043 |
兵庫 | 301.5 | 5,580 |
茨城 | 301.0 | 5,953 |
奈良 | 296.0 | 5,396 |
広島 | 294.5 | 5,291 |
三重 | 294.4 | 5,908 |
栃木 | 291.5 | 5,801 |
静岡 | 290.4 | 5,883 |
岐阜 | 289.1 | 6,027 |
富山 | 287.9 | 6,124 |
山梨 | 287.4 | 5,387 |
群馬 | 286.2 | 5,575 |
石川 | 285.2 | 5,666 |
長野 | 283.5 | 5,601 |
福岡 | 282.9 | 4,864 |
宮城 | 281.9 | 5,659 |
香川 | 281.5 | 5,385 |
山口 | 279.7 | 5,014 |
和歌山 | 277.6 | 4,809 |
岡山 | 277.4 | 5,704 |
福井 | 274.2 | 6,088 |
北海道 | 272.8 | 4,553 |
徳島 | 270.3 | 5,017 |
福島 | 267.3 | 5,382 |
熊本 | 262.4 | 5,041 |
大分 | 262.1 | 4,725 |
愛媛 | 260.5 | 4,859 |
新潟 | 259.4 | 5,517 |
鳥取 | 257.9 | 5,423 |
島根 | 257.3 | 5,626 |
鹿児島 | 256.3 | 4,323 |
長崎 | 255.2 | 4,790 |
佐賀 | 255 | 5,493 |
高知 | 254.5 | 4,486 |
沖縄 | 252.5 | 4,233 |
山形 | 251.9 | 5,821 |
宮崎 | 248.5 | 4,631 |
秋田 | 246.7 | 5,270 |
岩手 | 245.9 | 5,298 |
青森 | 240.5 | 4,931 |
2019年の厚生労働省と総務省の調査から平均年収と世帯年収の発表がありましたので、
順位を上からランキング別に表にしてみました
![](https://doda.jp/cmn_web/img/guide/heikin/2023/ogp.png)
全国の平均年収が約400万円前後に対して
みなさんの都道府県の年収はいかがでしょうか?
関東の平均年収がその他の年収と比べて高いため
実際の平均年収は380万円ほどと考えられます
これを踏まえると、登録販売者の年収は平均と比べると
やや低いと考えられますが、
年代によっては平均年収よりも高い人も多い状況となります
勤務先や雇用形態で給料は変わる?
勤務先の都道府県によっては給与が変わる企業もありますが、
基本給はそこまで差がないので、全国の企業といううより、
平均年収の高い件に本部がある企業で
平均年収の低いエリアに出店している企業に就職するとお得かもしれません
これは、本部の年収が基準になる傾向があり、
基本給が高めに設定されることがあるので、
グループ企業などの場合を考えるのも働くときに考えると、
同じ業務で賃金に差が出てきます
勤務先や雇用形態 登録販売者の資格以外でより給料は増える?
正直、別の資格を取得して給料が今以上に格段に上がる資格というのは
見当たりません
なので、転職もしくは働きながら出来る副業などで
小遣いを稼ぎつつ、本業のスキルアップを行うのが、
順当だと考えられます
一般的に 登録販売者の一般社員の給与は
だいたいの企業で 22万円〜で
店長や専門職の手当がある社員は 25万円〜
の給与枠になる場合が多いです
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年代別でも
20代は 平均 350万円
30代は 平均 400万円
40代は 平均 500万円
くらいの場合が多いので、
ご自身の年齢とも比較して現状がどうなのかによっては、
転職を考えるのも1つの手段です
個人的な意見ですが、転職をする場合は、
今の年収より80万円以上高くなる場合と
拘束時間や勤務地などを比較して検討するのがオススメです
年間で 50万円ほどしか変わらない場合は
転職をするより 店長職や専門職へのスキル向上を図る方が
年収は変わってきます
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だいたい店長職で
平均給与が 450万円〜500万円ほどとも言われていますが、
お勤めの企業や地域によって差があるので、
あくまで目安となります
薬剤師と比べて登録販売者の給料は安い?
結論から言って 安いです!
ただ、資格取得にかかる費用が桁違いに違いますので、
一概にどっちが損でどっちがお得!
のようにはいきません!
薬剤師の平均年収が約550万円〜となっていますので、
一般の登録販売者との平均年収との差は 約200万円とあります
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アルバイトやパートでも差があり
登録販売者の一般時給は 1000円〜1100円
薬剤師の平均時給は 2000円〜2500円
と約2倍近くも差があります
登録販売者の資格取得を目指すには?
登録販売者試験合格に向けて、勉強と試験対策をする!
登録販売者試験の出題範囲は、
大きく分けて5つの項目で構成されています
その項目は
医薬品に共通する特性と基本的な知識
人体の働きと医薬品
主な医薬品とその作用
薬事関係法規・制度
医薬品の適正使用と安全対策
登録販売者試験は出題範囲が広く、
試験ではすべての項目から出題されますが
出題問題数が一番多いのは第3章の「主な医薬品とその作用」です
それぞれの項目をきちんと理解しておかないと
各出題範囲で7割以上の正答が必要ですので、
計画的に勉強をして準備していきましょう!
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出題数:全120問
回答方式:マークシート方式
制限時間:240分
事前に問題集や受験する都道府県の過去問題などを
繰り返し勉強し、回答方式や時間配分などに慣れておきましょう!
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試験合格には、全体で7割以上の点数を取ること、
各試験項目の出題数に対して、3.5割以上の正答率が
必要だったりします
ただし、受験するブロックには
正答率が4割以上となっている場合も
ありますので、受験ブロックの基準を確認しておきましょう!
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合格したら販売従事登録をする
登録販売者試験に合格したあとは、販売従事登録を忘れずにおこないましょう。
登録販売者として働くためには、この登録が必須となります
勤務先が所在する各都道府県に
必要書類の提出と登録手数料を支払い申請をします
申請後約2週間で「販売従事登録証」が交付されます
登録手数料は都道府県で違いはありますが、
大体7,000円~10,500円程度となっています
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病院での証明書発行などもありますので、
実質15000円くらいは登録するのに必要となります
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![](https://i0.wp.com/d-g-o926.com/wp-content/uploads/2022/08/無料の力!-被リンク作戦!のコピー-1.jpg?fit=300%2C300&ssl=1)
今後の働く場所の展望は?
登録販売者の主な働く場所はドラッグストアです
ドラッグストアはコンビニエンスストアと同じような歴史をたどっていますので、
そのうち上位5企業くらいに集約されるとも言われていますので、
働く場所は飽和状態になるとも言われています
日本の人口増加傾向なども考慮すると、
一つのお店が対象する客数は年々減少すると言われていますので、
また腹書き人口も減ってきていますので、
今後資格を持っている人が残って無資格者や資格を取らない人の割合が
減っていくと考えられています
総務省の日本の人口推移予想はこちら
https://www.soumu.go.jp/main_content/000273900.pdf
まとめ
今回は登録販売者の年収について
ご紹介しました
年代別では全国の平均年収を下回りますが、
全国の平均年収と同等くらいの年収はありますので、
登録販売者を目指す方は今の年収と比べて資格取得を考えてみるのもありです
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